指先で、暮らしが動き出す。
小さなサイコロをくるりと回すだけで、灯りがついたり、カーテンが開いたり。
そんなちょっと不思議で、でもすぐに馴染む感覚をくれたのが、Aqara(アカラ)のスマートキューブ T1 Pro(CTP-R01)です。
手のひらサイズの、ちいさな魔法
くるり、ころん、ふわりと暮らしが動く。
T1 Proは、手のひらサイズのサイコロ型コントローラー。
「キューブで家電を操作?」——最初は、ちょっと不思議に思ったのが本音です。
でも使いはじめてすぐに、その“手に触れるたびに暮らしが動く”という新しい感覚に、すっかり夢中になってしまいました。
振る・傾ける・回す・ひねる——そんな直感的な操作ひとつひとつに、好きなアクションを設定できます。
わたしはまず、寝室に置いてみました。
ベッドに入って、ころんとキューブをひと回し。部屋の明かりがふわっと消え、もう一面をポンと叩くと、カーテンが静かに閉まる。
何度使っても、「ちょっと楽しい」気持ちになってしまいます。
“面” ごとに役割を持たせる楽しみ
ひとつの面に、ひとつのシーン。
このキューブ、6つの面それぞれに別々の設定が可能。
このT1 Pro、6面それぞれに好きな機能を割り当てられるのも魅力のひとつです。
たとえば我が家では——
Aの面は「リビングの照明」、Bの面は「ダイニングのペンダントライト」、Cの面は「テレビの音量調整」…といった具合に、自分好みにアレンジできるから、まるで暮らしに寄り添う“魔法のリモコン”のようです。
来客時にサッと面を切り替えるだけで、照明と音楽の雰囲気がガラッと変わるので、ちょっとしたおもてなしの演出に、「なにこれ!」と驚かれるのも、ささやかな楽しみだったりして。
「リモコンどこだっけ?」のストレスから解放
どんなスマートホームにもなじむ連携性
Apple HomeKit、Google Home、Alexaなどのスマートホームともスムーズに連携。
スマートホーム化が進むほどに増えていた“アプリのタップ”や“音声操作”。
便利だけど、意外と「それをする一歩」が面倒に感じることもありました。
でもT1 Proは、手のひらにあるだけで、なんだか自然に手が伸びてしまうような存在感。
テレビの音を絞るのも、照明を消すのも、ぎゅっと握ったこのキューブひとつで完結するのが本当に快適で、気づけばソファの横に欠かせない“定位置”ができていました。
日々のちょっとした操作が、もっとやさしく、もっとたのしくなります。
電池ひとつで、ながく寄り添ってくれる
電池式でどこでも使えて、長持ち。
ボタン電池ひとつで、なんと約2年間も使えるロングライフ仕様。
ボタン電池ひとつで約2年も使えるという点も、日々の使い心地に寄り添ってくれる要素。
コードレスだから、好きな場所に置いても◎
アプリの操作もいらないから、「スマートホームって難しそう…」と思っていた家族にも、すんなり受け入れてもらえました。
私は玄関の棚にちょこんと置いて、帰宅時の“ワンタッチでただいまモード”を楽しんでいます。
「触れて使うこと」の楽しさを、あらためて思い出す
スマートスピーカーやアプリでの操作が増えてきたこの頃。
でもこのキューブと出会って、久しぶりに“触れることの楽しさ”を思い出しました。
ただの道具ではなく、触れるたびにちょっと笑顔になるような存在。
Aqara スマートキューブ T1 Proは、そんなふうに、わたしの暮らしにそっと寄り添ってくれています。
“触れる”という行為が、こんなにも暮らしを豊かにしてくれるなんて——。 そんな発見をくれた、手のひらサイズの相棒です。
製品仕様
モデル番号 | CTP-R01 |
サイズ | 45×45×45mm |
重量 | 約76グラム |
バッテリー | CR2450(交換可能) |
無線プロトコル | Zigbee 3.0 |
動作温度 | -10°C〜50°C |
動作湿度 | 0〜95% RH(結露なきこと) |
付属品 | エジェクターツール × 1 取扱説明書 × 1 |
メーカー | Aqara |